【怒りというもの】


※とても理不尽なものを除きます、日常の些細な怒りについてです。

感情というのは、自分の中から湧き上がるものです。外的要因があり、湧き上がります。
寂しさ、悲しさ、そのあとで湧き上がるのが怒りです。
例えます。Aちゃんに悪口を言われているというのを、Bちゃんから聞かされました。あなたは、ショックを受けます。悲しいが湧き上がりました。なぜそんなことをされたのか?ここで、自分が悪くて言われて当然だったとわかった場合、怒りますでしょうか?でも、理解が出来ないとき、許容出来ないとき、他人に怒りが湧き上がります。
「なんで悪口言うんだ?私はそこまで悪いことをしていない。意味がわからない。理解できない。腹が立ってきた。」理解されないことが理解出来ません。
誰が理不尽でしょうか。誰が変でしょうか。

人間の中には、ものすごくいろいろありますよね。絶対他人には理解できません。他人ですから当たり前です。
ほとんどの人が、そんなのわかっていると言うと思います。
では、なぜそこを理解していても怒りが湧くのですか?
わかってないからです。

おまえが理解しろ理解しろおまえのせいだと思っているからです。理解されないから怒る。
自分と他人の区別がうまくつかず、割り切ることが出来ません。
他人に甘え、乗っかって、依存心があるからです。

この場合、誰が理不尽だとか誰が正しいとか、そういう話ではないんじゃないでしょうか。

怒りというものが本来存在していない、というわけではないです。
極端な話、監禁されているレベルで本当にどうしようもないとき。
それは理不尽なのではないでしょうか。
人間って本来、本当の理不尽に対して怒りが湧くのでは。

私も理解しろと怒ります。それ以上によく逆怒りします。
そんなに怒んないでいいじゃん…ギャー;□;ってなります。
それもまた、理解を求めるからかなといまは思ってます。